第14回日本臨床腫瘍薬学会 学術大会2025に参加しました

日本臨床腫瘍薬学会が主催してくださっている、学術大会2025に参加してきました。

この学術大会は、がん医療に従事する薬剤師が一堂に会し、情報共有を行う学びの場として、学術大会を年に1回開催されています。

参加者は、病院薬剤師、保険薬局薬剤師、薬系大学の教育・研究者や学生、製薬企業の研究・開発・医療情報担当者など、他職域に渡っており、各々の立場から熱い議論が展開されています。

今年の大会テーマはChallenges for the future ~がんの克服を目指すために一人ひとりができること~として、がん患者を含めた全ての国民ががんに関する正しい知識を持ち、避けられるがんを防ぐことや、誰もが、いつでもどこにいても、様々ながんの病態に応じた、安心かつ納得できるがん医療や支援を受け、尊厳を持って暮らしていくことができるがん対策を推進することを目標にしていました。

このような機会に触れ、わたし自身もがん患者さんと関わる中で大切なことを教えていただけたと思います。

他の地域では、がんカフェ等を行いがん患者さん自身の居場所を確保する取り組みや病院と薬局との連携が盛んに行っている地域も多くあるそうです。わたしたちも地域に根付く薬局として、何か1つでも取り組んでいけたらと思っております。

皆様も薬局に求めることなどありましたら、ぜひご意見お寄せいただければと思います。

 

外来がん治療認定薬剤師 広瀬 茄奈